著者:梅本清志

Windows11でのプロバイダー乗り換え設定方法

プロバイダーを乗り換えたら、最初にするべきなのがインターネット接続の再設定です。ここでは、Windows11パソコンを例に、PPPoE接続(プロバイダーからIDとパスワードを入力してつなぐ方式)の設定手順を初心者向けにわかりやすく解説します。

ステップ1:接続情報を準備する

新しいプロバイダー(光コラボ)から届いた「接続設定情報(ユーザーID・パスワード・接続方式)」の書類を手元に準備しておきましょう。これがないと設定できません。

ステップ2:Windows11の設定を開く

パソコン画面左下のスタートボタン(Windowsマーク)を右クリックして、「設定」をクリックします。

ステップ3:「ネットワークとインターネット」を開く

「設定」が開いたら、左メニューから「ネットワークとインターネット」を選びます。次に「ダイヤルアップ」または「高度なネットワーク設定」へ進みます。

ステップ4:新しい接続の作成

「ネットワークの詳細設定」>「ネットワークアダプターの詳細設定」>「ネットワークと共有センターを開く」>「新しい接続またはネットワークのセットアップ」をクリック。

ステップ5:「インターネットに接続します」を選択

ウィンドウが開いたら、「インターネットに接続します」を選び、「次へ」をクリックします。

ステップ6:「新しい接続をセットアップします」を選択

「まだインターネットに接続されていません」と表示されたら、「新しい接続をセットアップします」をクリックします。

ステップ7:接続方式を選ぶ

「ブロードバンド(PPPoE)」を選択します。プロバイダーがPPPoEを採用している場合、この方法になります(※IPoEの場合はルーター側で設定が必要)。

ステップ8:接続情報の入力

プロバイダーから届いた「接続ID(ユーザー名)」と「パスワード」を入力します。入力ミスがあると接続できないので、慎重に打ち込みましょう。

ステップ9:接続確認

「接続」ボタンをクリックすると、数秒で接続が始まります。「インターネットに接続されました」と表示されれば成功です。ブラウザを開いて、正常にページが表示されるか確認してください。

体験談:OCNからOCN for ドコモ光へ乗り換えたとき

私は以前、OCNから「OCN for ドコモ光」へ事業者変更を行った際、書類を元に自分でPPPoE設定を行いました。初めてで不安でしたが、この手順通りに進めると10分もかからずに接続完了。万が一接続できない場合も、設定を削除して再入力すれば大抵うまくいきます。

接続できない場合のチェックポイント

  • ユーザーID・パスワードを間違えていないか
  • ルーターやONUの電源は入っているか
  • LANケーブルは正しく接続されているか
  • 別の端末で接続できるか試してみる

まとめ

Windows11でのプロバイダー乗り換え設定は、一見複雑そうに見えて、実際には数ステップで完了します。焦らず一つずつ確認して進めれば、初心者でも十分設定可能です。光コラボ各社のマニュアルも参考にしながら進めてくださいね。

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