著者:梅本清志

プロバイダー乗り換え方法|3つのやり方と失敗しないためのポイント

プロバイダーを乗り換える方法には、大きく分けて3つのパターンがあります。以下にそれぞれの方法と特徴を解説します。

1. 新規申し込みによる乗り換え(回線ごと変更)

これは、今使っている回線とは別の光回線サービス(例:フレッツ光→auひかり、ドコモ光など)に新しく申し込む方法です。

  • 工事が必要になることが多い
  • 設備状況によっては導入できないこともある
  • 乗り換えキャンペーンやキャッシュバックが充実している

大きな手間はありますが、大幅なコスト削減や通信品質の改善が見込める場合もあります。

2. プロバイダーのみを乗り換える方法(回線はそのまま)

現在の回線を残したまま、プロバイダーだけを変更する方法です。主に以下の2つのケースがあります。

■ 転用による乗り換え(フレッツ光→光コラボ)

NTTフレッツ光の回線を利用している人が、OCN・ビッグローブ・So-netなどの「光コラボ」に乗り換える場合です。

  • 工事不要
  • 手続きが比較的簡単
  • 料金が安くなるケースが多い

■ 事業者変更による乗り換え(光コラボ→別の光コラボ)

すでに光コラボを利用している人が、別の光コラボ事業者に変更する方法です(例:OCN光→ドコモ光)。

  • 工事不要
  • プロバイダーの違いによる速度・サービス向上が期待できる

私は実際に「OCN光」から「OCN for ドコモ光」に事業者変更を行い、その後「OCNインターネット」に乗り換えました。いずれも工事不要で手続きもスムーズ、ネットが使えない空白期間も発生しませんでした。契約内容やメールアドレスの扱いには注意が必要ですが、安心して変更できました。

3. 他社光回線でのプロバイダーを乗り換える方法

たとえば、auひかりやNURO光など、NTT系とは異なる回線サービスに乗り換える場合です。この場合もプロバイダーがセットになっているため、回線・プロバイダーともに変更されます。

  • 独自回線なので通信速度が安定していることが多い
  • 工事が必要だが、初期費用をカバーするキャンペーンが豊富

現在のインターネット契約に不満がある場合は、この方法も有力です。

まとめ:自分に合った乗り換え方法を選ぼう

乗り換えには、工事の有無や手続きの複雑さ、費用面などの違いがあります。プロバイダーだけ変えたいなら「転用」「事業者変更」、通信品質も変えたいなら「新規申し込み」や「他社回線への変更」を検討すると良いでしょう。

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