著者:プロバイダー乗り換えアドバイザー、梅本清志

プロバイダー乗り換えのデメリット7つ

これから、プロバイダー乗り換えのデメリットを7つ紹介します。

1.プロバイダーメールが使えなくなる
2.違約金が発生する場合がある
3.通信速度が遅くなることも
4.割引がない場合がある
5.工事が必要な場合がある
6.サポートが悪い
7.今まで使っていたプロバイダーのサービスが利用出来なくなる。ポイントが使えなくなる

などです。

プロバイダーを乗り換える際、便利な点も多いですが、いくつかのデメリットが存在することも忘れてはいけません。

まず、プロバイダーメールが使えなくなることが挙げられます。

例えば、長年同じプロバイダーで使い慣れたメールアドレスがあった場合、乗り換え後にそのアドレスが無効になり、通知や連絡を受け取れなくなることがあります。

このような事態に備えて、乗り換え前にメールの転送設定や新しいメールアドレスへの変更を検討しておくことが重要です。

次に、プロバイダーの契約を解除する際に違約金が発生する場合があります。

特に、契約期間が残っている状態で乗り換えを決めた場合、契約解除手数料が数千円から数万円に上ることがあります。

これにより、乗り換えのコストが思った以上に高くつくことがあるので、事前に契約内容をしっかり確認しておくことが大切です。

また、通信速度が遅くなる可能性も考慮すべき点です。

新しいプロバイダーが提供するサービスが、現在使っているものよりも品質が劣る場合、インターネットの速度が遅くなることがあります。

特に、乗り換え先の地域や回線状況によっては、予想以上に速度が遅く感じられることがあるので、乗り換え前に実際の回線速度をチェックしておくと安心です。

さらに、乗り換え後に割引が適用されない場合もあります。多くのプロバイダーでは新規契約者に割引を提供していますが、乗り換え後にその特典が受けられないことがあります。

特に、長期契約を前提とした割引がない場合、結果的に月額料金が高くなる可能性があるため、事前に料金体系をしっかり確認することが大切です。

また、工事が必要になる場合があります。特に、新しいプロバイダーの回線を引き込むために工事が必要な場合、数日間の待機期間や工事費用が発生することがあります。

このため、引越しなどで急いでインターネット環境を整えたい場合には、工事が必要かどうかを確認しておくことが重要です。

加えて、サポートが悪い場合があります。プロバイダーのサポートが不十分だと、トラブルが発生した際に解決までに時間がかかり、ストレスが溜まることがあります。

特に、オンラインのサポートだけで対応している場合、電話サポートが必要な場合には不便に感じることがあります。サポート体制が充実しているかどうかを事前に調べると良いでしょう。

最後に、今まで使っていたプロバイダーのサービスが利用できなくなる点もデメリットの一つです。例えば、ポイントプログラムや特典があった場合、それらを引き継げないことがあります。

これまで貯めたポイントが無駄になったり、特典を受けられなくなったりすることがあるので、その点を考慮して乗り換えを決めることが必要です。

これらのデメリットをしっかりと理解した上で、プロバイダーの乗り換えを検討することが大切です。

それでは、プロバイダー乗り換えに伴うデメリットについて具体的に説明していきます。

デメリット1:プロバイダーメールが使えなくなる


プロバイダーを乗り換えすると、今までお友達や会社の人との交流などに利用していたプロバイダーから付与されていたメールアドレスが使えなくなります。

今まで利用していたメールアドレスを多くの方々と交換している場合、これが面倒なことになります。

プロバイダーを乗り換えした途端に今まで使っていたメールアドレスが使えなくなるため、連絡ができなくなり、相手も音信不通状態になって困ることになります。

デメリットの対策

安心して下さい。一部のプロバイダーを除いて、1ヶ月数百円でプロバイダーメールを残す方法があります。それは、インターネット契約をしない最小契約をすれば残すことが出来ます。

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プロバイダー名 サービス名 料金
OCN バリュープラン 250円
So-net モバイルコース 200円
DTI Ubicプラン 200円
GMOとくとくBB フレッツ・ISDN接続サービス 430円
BB.excite BB.exciteメール 380円
BIGLOBE ベーシックコース 200円
nifty ダイアルアッププラン 250円
ぷらら プラコミ0 220円
アサヒネット メール・ブログコース 330円
@T-COM メールコース 330円
WAKWAK メール専用コース 220円
hi-ho ちょこっとコース 220円
ODN メールコース 220円
イッツコム かっとびバリュー 550円
タイガースネット ベーシックコース 330円
Yhoo!BB ヤフーメール(.ybb.ne.jp)の利用は不可 無料
楽天ひかり 利用不可 利用不可

但し、ソフトバンク光のプロバイダーYahoo!BBのメールアドレスは残すことが出来ません。その代わりにYahoo!のフリーメールは使うことが出来ます。フリーメールですので無料です。Yahoo!BBをお使いの場合は、こんな事にならないためにも、フリーメールで大切なお友達や会社の方と連絡を取るようにしておけば、良いかと思います。

参考https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/all/%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%88/1b640d13-a13b-4536-8df1-c85bf89fbce0

詳しくはこちらプロバイダー乗り換えしたらメールアドレスはどうなるの?!

デメリット2:違約金が発生する場合がある。


プロバイダー乗り換えで受けられる特典はいろいろあります。高額なキャッシュバックや最新のタブレットなどをプレゼントしてもらえるケースもあり、プロバイダー乗り換えにはお得なイメージが強いです。

しかし、プロバイダー乗り換えにはいくつかデメリットもあります。プロバイダー乗り換えのデメリットを知って、思わぬトラブルに遭わないようにしましょう。

まず注意したいのがプロバイダーを解約すると発生する解約金です。

違約金を設定していないプロバイダーもありますが、多くのプロバイダーでは契約期間内に解約をすると10,000円以内の違約金を請求することにしています。違約金が相場よりもっと高い業者もあるので要注意です。

プロバイダー乗り換えで特典が付与されるのはうれしいですが、違約金によってはかえって赤字になってしまいます。

さらに、自動更新の契約では解約できる月が決まっていることも多いです。あらかじめ約束をした数年間という期間が過ぎた後でも、更新月までに解約をしなければ新しい契約が始まってしまいます。

お目当てのプロバイダーに乗り換えするつもりでも解約金や予定していた月までの月額料金を請求されることもありますので、更新月はよくチェックしておきたいところです。

デメリットの対策

こればかりかは逃れようがありません。

なので、きっちりと契約期間を満了して乗り換えするように心掛けなければなりません。

例えば、2年契約で2021年9月に契約したなら2023年9月で契約満了になるので、その次の月の10月に乗り換えするとか。

ここは自分で管理すれば出来ることなのできっちりと紙のメモ帳などに書いておいて記憶しておきましょう。

デジタルのメモ帳などは端末が壊れてしまったり、パスワードを忘れてしまったりで開けられなくなる危険があります。紙のメモ帳で記録しておきます。

目立つところに貼り付けておいて下さい。忘れやすい人は特にこれを実行して下さい。

参考https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/d_syohi/shohi.htm

詳しくはこちらプロバイダー乗り換え後の違約金について

デメリット3:通信速度が遅くなることも


プロバイダー乗り換えによって生じるデメリットは他にもあります。

インターネット上の口コミを見ると、プロバイダー乗り換えしたために、乗り換え前よりも通信速度が下がってしまったという声がよく見られます。

よかれと思ってプロバイダー乗り換えをした結果、通信速度が落ちてインターネット中にストレスを感じることが増えてしまったのです。

インターネットの速度が落ちる原因はさまざまです。例を挙げると、それまで契約していたマイナーなプロバイダーから加入者数の多い人気のプロバイダーに乗り換えした場合、速度低下することがあります。

というのも、加入者数の多いプロバイダーはインターネット回線が混雑しやすいのです。

一般的な人がインターネットをする時間帯は夜間に集中しますから、加入者数の多い回線ほど込み合います。

高速道路でも乗用車がたくさん乗り込んできてしまったら渋滞が発生しますよね。そういったことがインターネット回線でも起きるのです。

混雑回避のための通信方法を提供している会社もあるため、一概に契約者数の多いプロバイダーほど速度低下するとはいえませんが、こうしたケースもあると知っておくと便利です。

また、知名度の低いプロバイダーに乗り換えすることで生じるデメリットもあります。サポートが手薄になりやすいという点です。

頻繁に広告を出せるようなプロバイダー会社は力がありますから、従業員も多いと考えられます。

逆に知名度が低いとサポートに当たるスタッフが少なくなってしまいますので、ある程度知名度のあるプロバイダーに乗り換えした方が安全かもしれません。

2022年7月にauの通信障害が起こりました。それにより多大な被害が起こりました。

そうならないためにも通信手段を2つ持つことも検討した方が良いかと思います。なぜなら、通信障害の復旧に時間がかかり、長時間通信ができなくなるからです。

もしもの時に1つの通信手段しかない場合は、最悪の場合も想定しなければなりません。そのため、2つあればどちらかに生きた通信手段があれば、最悪のケースを回避することも可能です。

デメリットの対策

回線が混雑してどうしょうもない。そう思った時はフレッツ光回線なら「IPoE接続」を試して下さい。一般的にはV6プラスと呼ばれてるものです。OCNインターネットでは、標準でIPoE接続されてるので大丈夫です。

私もプロバイダーはOCNで回線はフレッツ光ですが、当時あったv6アルファを導入して快適にインターネットが楽しめてます。どうしてもという方は検討をしてみて下さい。

詳しくはこちらv6プラスのプロバイダーに乗り換えする手順と方法

デメリット4:割引がない場合がある。


一般的にプロバイダー乗り換えだと一戸建てで5200円、マンションで3800円になりますが、割引キャンペーンがあれば安くなることもあります。しかし、キャンペーンがない場合はそのままの料金で利用することになります。

また、スマホ料金が割引になるサービスもソフトバンク、ドコモ、auの3大キャリアに対応していないと、家族の通信費も割引してもらえず、かえって高くなる場合があります。

注意が必要ですし、プロバイダー乗り換えのデメリットでもあります。

デメリットの対策

これを回避する方法は一つ、事前の調査大切です。今回は諦めるか違約金覚悟で乗り換えするかしかありません。調査は、気になるプロバイダーの公式サイトへ行き、直接自分の目で確認作業をして下さい。

私のサイトは常に更新をしてるので、価格など正確かも知れませんが、抜け落ちてる場合もあります。ですから、自分の目で最後は確かめる必要があります。面倒なことかも知れませんがやってみて下さい。

参考https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2020_12.html

詳しくはこちら【2021年版】プロバイダー40社以上料金表一覧

デメリット5:工事が必要になる場合がある。

プロバイダーやドコモ光への乗り換えなら、フレッツ光回線の利用ということなので、転用だったり、事業者変更だったりで事務処理で済みますが、auひかりだったり、NURO光だったり、eo光だったりした場合は、工事をしなければなりません。

その場合は、高額な工事費が必要になるばかりか、工事の際に立会人が必要になるので、貴重な時間も確保しなければなりません。

デメリットの対策

工事不要になる事業者変更や転用を利用することが最善策と考えます。もし、今現在フレッツ光回線を利用していて他社プロバイダーへ変わりたいなら、工事不要の方法を考えて下さい。

しかし、残念ながらフレッツ光回線以外の回線を利用中なら避けられない現実となります。なのでその場合は、工事をする選択となります。

立会人を付けて回線工事にのぞみましょう。意外と回線工事を見てると楽しかったりするので、気軽な気持ちで受けましょう。

詳しくはこちら工事不要になるパターンとは

デメリット6:サポートが悪い

逆の場合もあるかも知れませんが、プロバイダを乗り換えする際にはサポートが必要という方もいると思います。例えば、訪問設定サポートなどです。ですが、サポートの質が悪いために電話がつながらないや態度の悪いサポーターが来たりと悪いこともあります。

サポートについては、担当される方によるので、どこがいいプロバイダなのかという決まったものがありません。

デメリットの対策

プロバイダーのサポートは各社によりまちまちです。また、同じプロバイダーでも良い方に当たる場合もありますし、外れの場合もあります。ですから、これはその日の運任せなところがあります。

しかし、プロバイダーの評判などを事前にチェックする事で、少しはサポートの外れを逃れることが出来ます。

デメリット7:今まで使っていたプロバイダーのサービスが利用出来なくなる。またはポイントが使えなくなる。

プロバイダーを乗り換えした途端に、それまで使っていたプロバイダーのサービスが使えなくなります。当然のことですが、乗り換えした先のプロバイダーサービスを利用して下さい。

それだけならいいのですが、プロバイダーサービスにはポイントサービスもあります。それまで貯めていたプロバイダーのサービスポイントは全て無効になり使えなくなります。

こちらの方がショックは大きいかも知れないですね。一生懸命に貯めただろうプロバイダーのポイントを、変えた途端に使えなくなるばかりか、無効になってしまいます。

デメリットの対策

ポイントに限っては、変えると決めたら、乗り換えするまでにポイントを使い切るなどの処置を取った方が良いでしょう。また、他のポイントに切り替えられることが可能かも事前に調査しておくといいです。

私の場合ですが、ポイントは乗り換えするまでに全部商品券に替えるなど使い切ることをしました。

詳しくはこちらプロバイダーを変えたらすること

プロバイダー乗り換えのメリットとは?!


メリット1:キャンペーンで高額キャッシュバック!

メリット2:v6プラスによる快適なインターネットの実現!

メリット3:料金が割引で安くなる!

メリット4:ポイントが貯まってお得になる!

メリット5:工事もせずに簡単に乗り換えられる!

プロバイダー乗り換えのデメリットがあれば、メリットもあります。ご紹介します。詳しくはこちらプロバイダー乗り換えのメリット5つとは?!

まとめ


プロバイダー乗り換えには、いくつかのデメリットがあるものの、それを乗り越える方法もあります。

乗り換えを検討している方にとって、これらのデメリットをしっかり把握しつつ、賢く選ぶことが大切です。

以下では、乗り換えの際に直面する可能性のあるデメリットとその対策を紹介します。

まず1つ目のデメリットとして、プロバイダーメールが使えなくなる点があります。

多くのプロバイダーでは、解約後にそのプロバイダーが提供していたメールアドレスが利用できなくなります。

しかし、心配は無用です。いくつかのプロバイダーでは、月額数百円でメールアドレスを保持できるオプションが提供されています。

乗り換え後も大切なメールアドレスを使い続けられるので、このオプションを検討してみると良いでしょう。

次に、解約時に違約金が発生する場合があります。特に契約期間中に解約すると、違約金がかかることが一般的です。

しかし、事前に契約内容を確認しておくことで、更新月に解約することで違約金を回避することができます。

また、乗り換え先のプロバイダーによっては、違約金を補助するキャンペーンを実施していることもあるので、こういった特典を活用するのも一つの方法です。

さらに、乗り換え後に通信速度が低下する可能性があることも一つの懸念です。

特に、利用者が多いプロバイダーでは、回線が混雑し、速度が遅くなることがあります。

しかし、混雑の少ない時間帯を狙う、または「IPoE接続」などの高速接続技術を活用することで、速度低下を防ぐことが可能です。

これにより、快適なインターネット環境を維持できます。

また、割引が適用されない場合があることもデメリットの一つです。

特に、セット割引やキャンペーンがない場合、通信費が高くなることも考えられます。

しかし、乗り換え先のプロバイダーでも、他の特典やキャッシュバックキャンペーンを活用できる場合があります。これをうまく利用すれば、通信費を抑えることができます。

工事が必要になる場合もあります。特に回線を変更する場合、工事が必要になることがありますが、事前に工事の有無や必要な時間を確認しておくことで、スムーズに対応できます。

また、工事が必要でも、立会いの時間を調整することで、生活の中での負担を最小限に抑えることが可能です。

さらに、サポートの質が低下する可能性もあります。

プロバイダーによっては、カスタマーサポートがあまり満足できない場合もありますが、事前にインターネットの評判をチェックすることで、リスクを最小限に抑えられます。

サポート体制が充実しているプロバイダーを選ぶことが、安心して乗り換えを進めるポイントとなります。

最後に、プロバイダーのポイントやサービスが利用できなくなる点もデメリットとして挙げられます。

特にポイントサービスを利用していた場合、乗り換えることで貯めたポイントが無効になることがあります。

しかし、乗り換え前にポイントを使い切るか、他のサービスに移行できるかを確認することで、ポイントを無駄にすることなく乗り換えが可能です。

これらのデメリットを理解した上で、プロバイダー乗り換えを賢く行えば、より快適なインターネット環境を手に入れることができます。

お得なキャンペーンや特典をうまく活用し、上手に乗り換えを進めましょう。

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