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パケロス(パケットロス)とは何?
パケロスとは「パケットロス」の略語で、インターネット通信において送受信されるデータの一部が途中で失われてしまう現象を指します。インターネットはデータを小さな「パケット」に分けて送受信していますが、そのパケットが途中で消えたり届かなかったりすると、正常な通信ができなくなります。たとえば動画がカクカクしたり、オンラインゲームでラグが発生したり、音声通話が途切れたりするのはパケットロスが原因であることが多いです。パケロスはネットワークのどの地点でも起こりえます。そのため原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。
相談事例:プロバイダを変えてもパケロスが改善しない
あるユーザーがYahoo!知恵袋に「プロバイダや回線を変えてもパケロスが改善されない」という相談を投稿していました(https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13294302093)。相談者は複数の光回線やプロバイダを利用してきたにも関わらず、オンラインゲーム中にパケロスが発生し続けていると語っています。特に「League of Legends」というゲームでラグが発生し、プレイに支障が出ているとのことです。回線やプロバイダを次々と変更しても改善しないため、プロバイダ自体に原因があるのではないかと悩んでいます。
プロバイダを変えても改善しない理由
通信経路上の問題
インターネットではデータが通る経路が複雑に絡み合っています。プロバイダを変えても、ゲームサーバーまでの中間のネットワーク経路でパケットが失われていれば、パケロスは起き続けます。回線のバックボーン(大規模なネットワークの幹線部分)や途中のルーターで混雑や障害が起こっていると、プロバイダを変えても根本的な改善にはなりません。
物理的な設備の問題
建物内の配線やルーター、モデムなどの機器が劣化していたり、不具合を抱えているとパケットロスが発生しやすくなります。また、集合住宅などでは共有設備を経由することが多く、その品質が通信品質に影響する場合もあります。プロバイダを変更しても物理的な設備が問題であれば、効果は限定的です。
特定アプリ・サービス側の混雑
相談者のように特定のオンラインゲームでのみパケロスが発生するケースでは、ゲームサービス側のサーバーやその周辺ネットワークの混雑が原因のこともあります。この場合、回線やプロバイダを変更しても改善が見られないことがあります。
パケロスの測定方法
パケロスを正確に把握するには専用の測定ツールや機能を使うのが効果的です。Windowsの「ping」コマンドや「tracert(トレースルート)」で通信経路や応答状況を確認したり、オンラインの速度測定サイトでパケットロス率をチェックすることができます。これにより、どの地点でパケットロスが発生しているかの手がかりを得られます。
パケロスを改善するための対策
基本の機器チェック
まずはルーターやモデムの再起動、LANケーブルの交換、Wi-Fiではなく有線接続にするなど、基本的な機器の見直しを行います。特に古い機器は性能が低く、パケット処理が追いつかないことがあるため、最新の機器へのアップグレードも検討しましょう。
通信方式の見直し
従来型の接続方式では回線が混雑しやすいため、IPv6対応プロバイダやIPoE方式を利用すると混雑を避けられ、パケロスが改善することがあります。プロバイダによってはIPv6オプションを用意している場合もありますので、担当窓口に相談して設定変更を依頼してみましょう。
ルーター設定の最適化
ルーターの設定で「QoS(Quality of Service)」を有効にすることで、ゲームなど重要な通信を優先的に処理できるようになります。また、不要な通信やアプリがバックグラウンドで動作していないか見直すことで、帯域の無駄な消費を減らしパケットロスを抑える効果が期待できます。
プロバイダ・回線業者への相談
通信経路や設備に原因がある場合は、プロバイダや回線事業者に実際の現象を報告し、詳細な調査や改善提案を求めることが重要です。業者側でルート調整や設備のメンテナンスを行ってくれる場合もあります。
パケロス改善のための追加ヒント
通信環境が複雑な現代のネットワークでは、単にプロバイダを変更するだけでは根本的な改善につながらないことがよくあります。ゲームやサービス側の混雑、家庭内ネットワークの問題、端末の設定など、多角的に見直すことが大切です。また、パケットロスが発生している時間帯や状況を記録すると、原因が特定しやすくなります。
まとめ
パケロスはネットワーク上でデータが失われる現象で、ゲームの遅延や映像の乱れなど通信の不具合を引き起こします。プロバイダを変えても改善しない場合は、通信経路や機器の状態、サービス側の混雑など幅広い原因を疑い、測定と対策を行う必要があります。基本の機器チェックや通信方式の見直し、ルーター設定の最適化、業者への相談など総合的な改善策を試みることで、快適な通信環境を取り戻しましょう。
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