著者:梅本清志

auひかりからGMO光アクセスプロバイダー乗り換え完全ガイド

auひかりからGMO光アクセス(GMOとくとくBB光)に乗り換えたいと考えている方に向けて、手順や注意点、実際の体験談をわかりやすくまとめました。auひかりはプロバイダ一体型のため、プロバイダだけの変更はできず、回線ごと乗り換える必要があります。

申し込みは公式サイトで:▶GMOとくとくBB光申し込みはこちら

乗り換え手順の概要

  1. GMO光アクセスに申し込む
    GMOとくとくBB光公式サイトから新規申し込みを行います。
  2. 開通工事の立ち会い・設定
    開通日が決まったら、必要に応じて工事の立ち会いを行います。Wi-Fiルーターの接続や設定もこのタイミングで行います。
  3. auひかりを解約する
    GMO光アクセスの開通が完了したら、auひかりの解約手続きを行います。解約月によっては違約金や工事費残債、回線撤去費用がかかる場合があります。
  4. auひかりのレンタル機器を返却
    モデムやONUなどのレンタル機器を速やかに返却します。

注意点

  • 違約金・工事費の残債に注意
    auひかりの解約時には、更新月以外だと違約金が発生する場合があります。加えて、工事費の分割支払いが残っているとその一括清算も必要です。
  • 事業者変更承諾番号は不要
    auひかりは光コラボレーションではないため、GMO光アクセスへの乗り換え時に事業者変更承諾番号は不要です。
  • 番号ポータビリティ(電話番号の引継ぎ)
    auひかり電話の番号をそのまま使いたい場合、GMO光アクセスで「ひかり電話」を申し込む際に、番号ポータビリティ手続きが必要です。
  • auスマートバリューが終了
    auひかりとauスマホのセット割「auスマートバリュー」は乗り換えにより適用外となります。スマホの料金が上がる可能性があるため事前に確認しましょう。
  • 乗り換えキャンペーンを活用しよう
    GMOとくとくBBでは、乗り換え費用補助などのキャンペーンを実施していることがあります。条件や期間は公式サイトで確認しましょう。

【結論】auひかりの解約でよく発生する費用一覧

  • 契約解除料(違約金) — プラン・契約時期により数千円〜1万数千円(後述)。
  • 撤去工事費(光ファイバーの引込設備を撤去する場合) — 最大で31,680円(税込)。契約時期や戸建て/マンションにより扱いが異なる。
  • 初期工事費の分割残債(分割で支払っていた場合) — 解約時に残額が一括請求されることがある。
  • レンタル機器の返却費用(着払い伝票で返却が案内されるなど) — 返却手続きが必要。

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1. 契約解除料(違約金)の目安・仕組み

auひかりの契約解除料(違約金)は契約プラン・契約開始日によって変わります。たとえば「ずっとギガ得プラン」や「ギガ得プラン」などで金額が分かれています。2022年7月1日以降に新規申し込みをした場合、契約解除料は従来より大幅に低く設定されているプランがあります。具体的なプラン別金額や「更新月」の扱いはau公式の案内で確認してください。

よくある例(参考)

  • ずっとギガ得プラン:従来は16,500円(税込)などの設定があったが、契約時期によっては4,730円(税込)となる場合がある。
  • ギガ得プラン:以前は10,450円(税込)など、契約時期で変動。

※上の金額は契約時期や更新のタイミングで変わるため、自分の契約書/マイページで「契約解除料(契約解除金)」の定めを必ず確認してください。

2. 撤去工事費(光ファイバーの引込設備の撤去)について

戸建てタイプ(ホーム)の場合、引込設備を「撤去する」ことを希望すると撤去工事費が請求されます。契約した時期によって金額や「必須/任意」の扱いが異なります。公式表記では、撤去を希望する場合は31,680円(税込)が案内されているケースが多いです(例:2018年3月1日以降に申し込んだ方など)。

注意ポイント

  • 2018年2月28日以前に申し込んだ戸建て契約では、撤去費が11,000円となる場合がある(任意撤去)。
  • マンションタイプではそもそも撤去工事が不要なケースが多く、撤去費が発生しない場合がある。
  • 引越し先でauひかりを継続利用する場合や、乗り換え先の回線が撤去を不要とする場合は撤去費がかからないケースもある。

3. 初期工事費の分割残債(一括請求)

回線開通時に初期工事費を分割で支払っている場合、途中で解約すると残債が最終請求月に一括請求されることがあります。解約を検討する際は、契約時の工事費分割の残額を確認しておきましょう。

4. レンタル機器の返却・その他

ONUやホームゲートウェイ等のレンタル機器は解約後に返却手続きが必要です。多くの場合、KDDI(au)から返却用の着払い伝票が送られてくるため、それに従って返送します。返却が遅れたり故障がある場合、別途請求が発生することがありますので注意してください。

5. 解約費用を抑える/負担を減らす方法

  1. 更新月に解約する: 違約金がかからない(または低額になる)更新月に手続きを行うのが最も確実です。
  2. 乗り換え先が解約費用を補填してくれるプランを選ぶ: 他社回線へ乗り換える場合、乗り換え先が撤去費用や違約金を一部/全額キャッシュバック・還元してくれるキャンペーンを実施していることがあります(事業者により内容や上限が異なります)。具体的なキャンペーン内容は乗り換え先の最新案内で確認してください。
  3. 撤去を希望しない選択: 撤去が「任意」扱いの契約の場合、設備をそのまま残すことで撤去費を避けられることがあります(ただし賃貸や引越し先の事情を必ず確認)。

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6. 解約手続きの流れ(ざっくり)

  1. マイページや電話で解約の旨を連絡(解約希望日を伝える)。
  2. 撤去を希望する場合は工事日程の調整(立ち合いが必要なことが多い)。
  3. レンタル機器の返却(着払い伝票が郵送されるケースが多い)。
  4. 最終請求で違約金や残債、撤去費などが請求される。請求明細を確認する。

7. よくあるQ&A

Q. 「撤去費は必ず払うの?」

A. 契約形態・契約時期により異なります。戸建てホームタイプで2018年3月1日以降に申し込んでいる場合、撤去を希望すると31,680円が案内されることが多い一方、契約時期によっては任意で11,000円というケースもあります。まずは自分の契約情報(申し込み日やプラン)を確認しましょう。

Q. 他社に乗り換えれば撤去費も相殺される?

A. 乗り換え先のキャンペーンによっては、違約金や撤去費を補填してくれる場合があります。補填の上限や条件は事業者ごとに異なるため、事前に乗り換え先の公式案内を確認してください。:

8. おわりに(チェックリスト)

  • 自分の契約プランと契約開始日を確認する(違約金・撤去の扱いが変わるため)。
  • 撤去工事が必須か任意か、金額はいくらかをau公式ページで確認する。
  • 初期工事費を分割で払っていないか、残債がないか確認する。
  • 乗り換え先が解約費用を負担するキャンペーンを行っているか確認する(あれば手続きを安く抑えられる)。

GMO光アクセス(GMOとくとくBB光)|新規申し込み時にかかる費用まとめ

GMO光アクセスに新規で申し込むときに発生する主な費用(事務手数料・新規工事費・初期費用の扱い)をわかりやすくまとめました。金額は公式案内に基づきますが、契約内容や現地状況で変わることがあるため、必ず申し込み前に公式ページでご確認ください。

申し込みは公式サイトで:▶GMOとくとくBB光申し込みはこちら

結論(ざっくり)

  • 契約事務手数料:3,300円(税込)。新規・転用・事業者変更いずれでも発生する基本料金です。
  • 新規工事費(開通工事):工事の種類による(例:戸建てで派遣ありは26,400円、集合住宅で派遣ありは25,300円、派遣なしは3,300円など)。ただし「工事費実質無料」キャンペーンを適用することで実質負担なしになるケースが多いです(36か月の割引で相殺)。
  • レンタル機器:Wi-Fiルーター等を無料レンタルする場合、返却が遅れると補償料(例:11,000円)がかかる旨の案内があります。受け取り後は返却ルールを確認してください。

1. 契約事務手数料(初期費用)

GMOとくとくBB光の契約時には、契約事務手数料3,300円(税込)が必ず発生します。初月の請求に合算されることが多い点に注意してください。初期契約解除制度を使って契約をキャンセルしても、この事務手数料は請求される旨が公式に明記されています。

2. 新規工事費(開通工事費)の目安

実際に光回線を新設する場合は、工事の内容や「派遣工事の要否(作業員の訪問が必要か)」で金額が変わります。公式の代表的な金額例は以下のとおりです(税抜/税込表記はページでご確認ください)。

  • 戸建て(派遣あり・屋内配線設置):26,400円(例)。
  • 集合住宅(光配線方式・派遣あり):25,300円(例)。
  • 工事内容によっては派遣なしで済み、3,300円程度になる場合もある。

工事費は「実質無料」になるキャンペーンがある

GMOとくとくBB光では、新規工事費相当額を月額割引で相殺する「工事費実質無料」キャンペーンを実施していることが多く、36か月程度で工事費相当が割引され、結果的に実質負担がゼロになるケースが一般的です。ただしこれは月額割引で相殺する方式のため、割引適用期間中に解約すると工事費の残債が発生する場合があります。工事費の金額・割引スケジュールは申込みページやキャンペーンページで確認してください。

3. レンタル機器(Wi-Fiルーター等)について

キャンペーンで無料レンタルされるWi-Fiルーター等がある場合、到着後は返却ルールを守る必要があります。公式ページには「返却が1か月以内に行われない場合は補償料(例:11,000円)」といった取り扱いがある旨が明記されています。レンタル品の故障や未返却で追加料金が発生する可能性があるため、受け取り時の案内を必ず確認してください。

4. 初期契約解除(クーリングオフに類する制度)の注意点

光回線サービスは「初期契約解除制度」の対象です。契約後一定期間であれば手続きを行えば解約(契約解除)できますが、公式は「事務手数料3,300円は契約解除後でも請求される」ことを明記しています。また、既に工事が実施されている場合は工事費も請求されます。申込み前に初期契約解除の条件を確認しましょう。

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5. 新規申し込み時のチェックリスト(手順と確認項目)

  1. 申し込み前に「事務手数料:3,300円」が発生することを確認。
  2. 住居の設備(既に光配線があるか/派遣工事が必要か)を確認し、想定される工事費を把握する。
  3. キャンペーンで工事費が「実質無料」とある場合は、割引の仕組み(何か月で相殺されるか)と解約時の残債ルールを確認する。
  4. 無料レンタル機器の返却ルール(返却期限や補償料)を確認する。
  5. 初月請求は事務手数料+初月分の月額料金+(工事費が分割で請求される場合はその月分)が合算されることがあるため、初回請求額に注意する。

Q&A(よくある質問)

Q. 「事務手数料はいつ請求されますか?」

A. 通常は初回請求(初月)に合算されることが多いです。初期契約解除として契約解除しても事務手数料は請求される旨が公式にあります。

Q. 「工事費実質無料」と書いてあれば本当に0円ですか?

A. 実質無料とは、工事費相当額を月額料金から割引して相殺する方式を指すことが多いです。割引適用期間中に解約すると残債が発生する可能性があるため、長期で使う予定か、解約リスクを確認してから申し込むのが安全です。

実際の体験談

私は2024年末にauひかりからGMO光アクセスへ乗り換えました。理由は月額料金の安さと、速度評判の良さです。

GMOの公式サイトから申し込んで1週間後に工事日が決定。工事は1時間程度で完了し、すぐにWi-Fiルーターも繋がりネット開通。開通確認後にauひかりを解約しました。

解約にあたって、違約金は1万円弱。工事費の残債も3,000円程度かかりましたが、GMOとくとくBBの乗り換えキャンペーンで全額キャッシュバックされて結果的にプラス。速度も安定していて、夜間でも動画がスムーズです。

唯一の注意点は、auスマートバリューが使えなくなったことで、スマホ代が月1,100円ほど上がったこと。でも、それを差し引いてもトータルで安くなったと感じています。

参考リンク

参考記事:auひかりからGMOとくとくBB光への乗り換え方法

申し込みは公式サイトで:▶GMOとくとくBB光申し込みはこちら

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