著者:梅本清志

「今のプロバイダー遅くて話にならない」と感じる人が増えている

「動画が止まる」「ゲームがラグい」「ページがなかなか開かない」など、ネットが遅いと強いストレスを感じますよね。
その結果、「今のプロバイダー遅くて話にならない」と不満を持つ人は非常に多くなっています。

しかし、インターネットが遅くなる原因は、必ずしもプロバイダーだけとは限りません。
実は回線・機器・端末環境など、複数の要素が絡み合っているケースがほとんどです。

プロバイダーが原因で遅くなるケース

もちろん、プロバイダー自体が原因で通信速度が低下することもあります。
特に以下のような場合は注意が必要です。

夜間や休日に極端に遅くなる

利用者が集中する時間帯に速度が大きく低下する場合、プロバイダーの設備が混雑している可能性があります。
安価なプロバイダーほど、回線増強が追いついていないこともあります。

IPv4(PPPoE)接続のまま使っている

古い接続方式であるIPv4 PPPoEは、利用者集中時にボトルネックが起きやすいです。
この場合、プロバイダー変更や接続方式の見直しが有効です。

回線自体が遅いケースも意外と多い

「プロバイダーが遅い」と思い込んでいても、実は回線そのものが原因のこともあります。

光回線でも建物環境で差が出る

マンションタイプの光回線では、同じ建物内で回線を共有しているため、時間帯によって速度が落ちやすくなります。
また、古い配線方式の建物では、最大速度が出ないこともあります。

VDSL方式は特に要注意

電話線を使うVDSL方式は、距離やノイズの影響を受けやすく、速度が不安定になりがちです。
この場合、プロバイダー変更だけでは改善しないことがあります。

ルーターやLANケーブルも速度に大きく影響する

見落としがちなのが、ルーターやLANケーブルです。

ルーターが古い規格のまま

現在の主流は「IPv6対応」「Wi-Fi5(ac)以上」ですが、古いルーターを使っていると速度が頭打ちになります。
特に無料レンタルの旧型ルーターは要注意です。

LANケーブルの規格が合っていない

LANケーブルにはカテゴリがあり、Cat5などの古い規格では高速通信ができません。
最低でもCat5e以上、できればCat6を使うのがおすすめです。

端末の性能不足が原因になることも

意外ですが、パソコンやスマホの性能も通信速度に影響します。

メモリ不足で動作が重くなっている

メモリが少ない端末では、通信処理自体が遅くなります。
特に複数のアプリやブラウザタブを開いていると、ネットが遅く感じやすくなります。

古い端末は通信規格に対応していない

古いパソコンやスマホは、新しいWi-Fi規格やIPv6に対応していないこともあります。
この場合、どれだけ良い回線でも性能を活かしきれません。

それでも遅いならIPoE(IPv6)接続を検討しよう

ルーター・回線・端末を見直しても遅い場合、IPoE(IPv6)接続に切り替えるのは非常に有効です。

IPoE接続が速い理由

IPoE接続は混雑しやすい網終端装置を回避できるため、夜間でも安定した速度が出やすくなります。
フレッツ光回線を使っているなら、対応プロバイダーへの変更だけで改善するケースも多いです。

ゲーム・動画視聴との相性も抜群

低Pingで通信が安定するため、オンラインゲームや動画配信、在宅ワークにも向いています。
「話にならないほど遅い」と感じている人ほど、体感差が出やすいでしょう。

まとめ:プロバイダーだけを疑うのは早い

「今のプロバイダー遅くて話にならない」と感じたとき、原因は一つではありません。
回線方式、ルーター、LANケーブル、端末性能など、複数の要素を確認することが重要です。

それでも改善しない場合は、IPoE接続対応のプロバイダーへ乗り換えることで、快適なネット環境を取り戻せる可能性があります。
焦って契約変更する前に、まずは環境全体を見直してみましょう。

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