著者:プロバイダー乗り換えアドバイザー、梅本清志

AOLはまだプロバイダーとして使えるの?解約しなくて大丈夫?

最近、「AOLって今でもインターネットプロバイダーとして使えるの?」というYahoo!知恵袋の質問が話題になっています。

結論から言うと、AOLはすでに日本国内ではプロバイダーとしての役割を終えており、現在はプロバイダーとして利用するメリットはほぼゼロです。

実際には、AOLのメールアドレス(例:xxxxx@aol.com)はまだ使えますが、これはあくまで「メールサービス」として残っているだけ。インターネット接続に関しては、別のプロバイダー(OCN、So-net、NUROなど)を使っているはずです。

なので、「AOLを使い続けてる=インターネットができてる」と思い込んでいる方もいますが、実はすでに他社プロバイダーを利用していて、AOLには無駄に料金を払い続けているというケースもあります。

AOLの料金、いまも請求されてる?これって解約できるの?

別の質問「AOLの料金って、まだ払ってるんだけど、これってどうなの?」でも触れられていますが、AOLはかつて月額1000円前後のプロバイダー料金を請求していました。

現在はプロバイダーサービス自体を終了しているにも関わらず、「旧契約者には請求が残っている場合がある」という声もちらほら。

そのため、以下の手順で一度契約状況を確認することをおすすめします。

  • 過去のクレジットカード明細・口座引き落としを確認する
  • AOLのカスタマーサポート(日本ではなく英語対応がメイン)に連絡して、契約状況を確認する
  • 不明点が多い場合は、消費者センターに相談するのも手

メールアドレスだけを残したい場合、無料でメールだけ使えるアカウントに切り替えられるケースもあります。

AOLプロバイダー契約の「あるあるエピソード」

ここでひとつ、ちょっとしたフィクションですが、よくある「AOL放置あるあるストーリー」を紹介します。

【エピソード:おばあちゃんのプロバイダー】

孫のケンタが帰省したとき、久しぶりに祖母の家でWi-Fiをつなごうとした。

「ばあちゃん、これどこのWi-Fi?」「AOLってやつだよ。昔からずっと使ってるのよ~」

ケンタは目を疑った。「AOLって、まだ契約してたの!?プロバイダーって今使ってないでしょ?」

調べてみると、なんと10年以上も前に契約したまま放置され、毎月1000円ちょっとが引き落とされていた。

ばあちゃん:「え~?これ、もう使ってないの?でもメールは届くのよ~」

ケンタ:「それ、ネットは別会社から出てるよ!AOLはもうメールだけだよ!」

ということで、翌日ケンタが代わりに解約手続きをして、月額1000円の無駄な出費が止まったという話。

→ このエピソード、実際に「あるある」です。家族に高齢者がいる場合、一度契約をチェックしてみると良いかもしれません。

まとめ:AOLはメールだけ残すべき。プロバイダーとしては卒業しよう

AOLはかつてのプロバイダー大手でしたが、今は実質的に日本のプロバイダーサービスから撤退しています。契約を続けている人は、以下の点をチェックしましょう。

  • インターネット接続はどのプロバイダーを使っているか?
  • AOLに毎月の請求があるか?
  • メールだけ使いたいなら、無料化できないか?

無駄な出費を減らすためにも、AOLの契約状況を見直してみましょう。

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