
著者:プロバイダー乗り換えアドバイザー、梅本清志
べっこうあめプロバイダーの伝説
1994年、東京の片隅で一人のエンジニアが立ち上げたインターネットプロバイダー「べっこうあめ」。その名の由来は、彼の好きな飴から取られたという。当時、インターネットはまだ一般的ではなく、彼の試みは周囲から奇異の目で見られていた。しかし、彼の情熱と努力により、べっこうあめは徐々にユーザーを増やしていった。
あるあるエピソード:深夜の接続
1990年代後半、インターネット接続は電話回線を使用していたため、通話料がかかるのが一般的だった。そのため、多くのユーザーは深夜の割引時間帯に接続していた。あるユーザーは、夜中の2時にこっそりと接続し、家族にばれないようにしていたという。しかし、ある日、電話料金の請求書を見た家族にばれてしまい、大目玉を食らったとか。
べっこうあめの現在
2004年、べっこうあめはGMOインターネットに事業を譲渡し、現在は法人向けのホスティングサービスなどを提供している。個人向けのインターネット接続サービスは終了しているが、当時のユーザーたちは今でもべっこうあめの思い出を語り合っている。
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