著者:梅本清志
無線LANルーター設定。プロバイダー乗り換え後の設定方法
プロバイダーを乗り換えた場合、無線LANルーターの設定が必要になることがあります。特に以下のようなケースでは注意が必要です。
設定が必要となるケース
- 新しいルーターを使用する場合:
新しいルーターには新しいSSID(Wi-Fiネットワーク名)とパスワードが設定されています。各デバイスで新しいWi-Fi接続の設定が必要です。 - ルーターを初期化した場合:
設定がすべてリセットされるため、プロバイダーの接続情報(PPPoE ID・パスワードなど)の再設定が必要になります。 - 接続方式の変更があった場合:
例として、PPPoE接続からIPoE(IPv6)接続へ変更された場合、ルーター側の接続モードを切り替える必要があります。
無線LANルーターの設定手順
- ルーターの電源を入れ、インターネット回線に接続
- ルーターの設定画面にアクセス
パソコンやスマホのブラウザで、ルーターのIPアドレス(例:192.168.1.1など)を入力します。 - ログイン
初期設定のユーザー名とパスワードを入力。ログインできたら「設定開始」などのボタンをクリック。 - 接続設定(PPPoEなど)
プロバイダーから提供されたID・パスワードを入力。IPoE(IPv6)接続の場合は設定不要なことが多いです。 - 無線LAN設定(SSIDとパスワード)
Wi-Fiの名前とパスワードを自分で決めて設定します。 - 各デバイスのWi-Fi再設定
パソコンやスマホで、新しいSSIDを選び、設定したパスワードを入力して接続します。
体験談:あるあるエピソード
私の場合、プロバイダーをOCNから別の光コラボに乗り換えた際、ルーターが新しくなったのに、以前のSSIDに自動接続しようとして「インターネットに接続できません」と表示され大混乱。実は新しいルーターの底面にSSIDとパスワードが書いてあることに気づかず、1時間も無駄にしました。あるあるですよね。
注意点
- プロバイダーから届くマニュアルや初期設定資料は必ず確認しましょう。
- 設定画面や手順はルーターのメーカーや機種によって異なります。
- 不安な方はプロバイダーのサポートに連絡を。
- IPv6(IPoE)接続の場合、多くのルーターでは自動接続のため特別な設定は不要です。
補足情報
プロバイダーによっては、ルーターの初期設定を遠隔で行ってくれるサポートも用意されています。また、自分で市販ルーターを購入する場合は、IPv6対応かどうかを事前にチェックしておきましょう。
プロバイダーを比較検討するなら⇒プロバイダー乗り換えこちらをご覧ください。