著者:梅本清志

光コラボの乗り換えと解約の違いとは?

光コラボレーション(通称:光コラボ)を利用している方の中には、料金の見直しやサービス変更のために「乗り換え」や「解約」を検討する方も多いはず。
ただし、手続きの順序を間違えると、インターネットが使えない「不通期間」が発生することもあります。この記事では、光コラボの乗り換えや解約時の注意点、そして実際の体験談やあるあるエピソードも交えて詳しく解説します。

光コラボの乗り換え方法は2種類

事業者変更

現在、光コラボ(例:OCN光、So-net光など)を利用している方が、他の光コラボへ乗り換える場合は「事業者変更」の手続きが必要です。
この場合、回線設備はそのままなので、基本的に工事は不要。
ただし、契約中の事業者から「事業者変更承諾番号」を取得する必要があります。これがないと手続きができないため、まずはここからスタートしましょう。

転用

NTT東西のフレッツ光から光コラボへの移行は「転用」と呼ばれます。
この場合も回線工事は不要で、スムーズに切り替えが可能です。転用承諾番号をNTTから取得し、乗り換え先の事業者に提出することで手続きが進みます。

光コラボ解約の注意点

1. 解約前に次の回線準備を

最も注意すべきは「光コラボ解約のタイミング」。乗り換え先の回線工事が完了する前に、現在の光コラボを解約してしまうと、数日~1週間以上インターネットが使えない期間が発生することがあります。
ネットや在宅ワークに支障が出るため、解約は必ず「新しい回線の開通後」に行いましょう。

2. 解約金が発生する可能性

契約期間の途中で解約する場合、解約金が発生することがあります。
多くの場合、1,000円~10,000円程度が相場ですが、事業者やプランによって異なります。契約更新月を確認して、違約金のかからないタイミングを狙うのもおすすめです。

3. 工事費残債の請求に注意

初期工事費を分割払いしていた場合、解約時に「残債一括請求」が発生します。
例えば、24回払いで12ヶ月しか支払っていない場合、残り12ヶ月分の費用(1万円以上)が一括で請求される可能性があります。

4. レンタル機器の返却義務

モデムやルーターなど、事業者からレンタルしていた機器は、解約後に速やかに返却が必要です。
返却を忘れると、機器代金の請求や遅延損害金が発生することもあるため、忘れず対応しましょう。

体験談:乗り換え前に解約してネットが1週間使えなかった話

筆者が実際に体験した失敗談です。
「プロバイダー乗り換えキャンペーンが始まったから」と、あわてて旧回線を解約した結果、新しい回線の工事が遅れてしまい、約1週間ネットが使えませんでした。
スマホのテザリングでなんとか乗り切りましたが、ギガが足りず動画視聴もできず、テレワークにも支障が…。
この経験から、「新しい回線の開通を確認してから旧回線を解約」する重要性を痛感しました。

よくあるエピソード・あるある

  • 事業者変更承諾番号をもらうのに電話がなかなかつながらない
  • 「転用」か「事業者変更」か分からず手続きで混乱する
  • 契約更新月を忘れて解約金が発生してしまう
  • レンタル機器の返却用封筒が届かず焦る

光コラボ乗り換え・解約のおすすめステップ

  1. 乗り換え先を決定
  2. 新しい契約を申し込む(開通日を確認)
  3. 開通日以降に旧回線の解約を申し込む
  4. レンタル機器を返却する

まとめ|光コラボ解約はタイミングが命!

光コラボの解約や乗り換えは、正しい手順を踏めばスムーズに行えます。ただし、タイミングを間違えるとネットが使えない「不通期間」が発生し、非常に不便になります。
また、解約金や工事費残債、機器返却などの費用・作業も発生するため、事前に確認・準備しておきましょう。
これから乗り換えを検討している方は、焦らず慎重に進めてくださいね。

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